施行する地区の選定はどのように行いますか?

土地区画整理事業は、まず施行地区を決めることから始まります。この地区を決めるにはある程度広い範 囲を対象に色々な調査を行い、その結果から区画整理による整備の必要性の高い区域を絞り込みます。調査を行う区域の基本的な考え方は、おおよそで決めた区画整理予定地を含む一つの近隣住区とします。この区域の中で大まかな整備方針を設定するために、この区域が母都市の中でどのような役割を受け持っているの かを調べます。また、まちは日々変化し続けているので、実際に現地を歩いて既存の資料や図面からだけでは得られない情報を調べます。次に地区内を対象にした調査で、人口や地域の活動、土地利用の状況や建物の用途など、更に良好な景観などの残すべき要素、その地区に足りない要素、安全な生活を妨げる要素などを明らかにします。これらの調査を行った上で地区の将来の姿を描いた図面を基に、地区内の市街化の状況や住民の開発に対する考えなどを総合して、これまでの作業範囲であった調査区域から施行地区を決めていきます。

下図は調査対象区域と施行地区の概念図です。