仮換地指定の目的と必要性とは?

【目 的】
土地区画整理事業は、面整備事業でありながら原則として地区内で 整理後の公共用地に充てるために必要な用地買収を行ないません。公共用地を除いては全部宅地であり、それらは住宅・商工業・農地等として使用されており、日常生活・生産活動・流通活動の場となっています。そのような地域について公共施設の新設や変更工事、並びに土地の区画形質の変更の工事、又は宅地の交換分合に伴う建築物等の移転を計画的に行わなければ土地区画整理事業は進展していきません。
従って、これらの工事を進めるためには、地区内の個々の土地の使用収益権原に制約を加える必要があります。仮換地の指定は、土地の使用収益権限を移転させる行為であり、

a. 土地の区画形質の変更、又は公共施設の新設若しくは変更に係る工事のため必要がある場合。
b. 換地計画に基づき換地処分を行うため必要がある場合において仮換地の指定を行います。

【必要性
仮換地指定では、換地設計に係る施行地区又は工区の従前の土地に関する権利を擁護し、従前の土地の使用又は収益を合理的に一括して整理後の換地に移行させる事にあります。
仮換地の指定は、土地区画整理事業の整理後への実施過程であり、工事の施行は通常仮換地の指定により使用収益をする者がなくなった公共用地予定地、又は、保留地予定地について工事を施行していきます。
従って、事業を円滑に推進させるには大変重要な過程といえます。